ニート・フリーター、無職からの正社員体験者 REAL VOICE フリーターから正社員へ 26歳で就職した女性 体験者のインタビュー

IT・インターネット関連会社

業務アプリの開発を行うプログラミングのお仕事。
未経験からスタートし、現在は一人前のプログラマーとして活躍しています。

フリーター女子の就職活動インタビュー
実習体験者 Kさん
実習体験者 Yさん アパレル系の専門学校を卒業したものの、就職活動に失敗。以降は派遣やアルバイトを繰り返すフリーターとなり、実家からの仕送りを頼りにする生活が続いていた。先行きが不安だと奮起し、正社員を目指すことに。そんな矢先にこの事業を知り、申し込みを決意。担当スタッフからのバックアップもあり、無事に26歳から正社員としてのスタートを切った。
企業担当者 森さん
企業担当者 丹波さん 創業30年を目前に控えた、業務アプリの開発を主に行っているIT系企業の取締役。以前から職業訓練校の受入を行っていたこともあり、受入体制は万全。現在も実習先として、多くの実習生が来社。プログラミングの基礎から実際のアプリ開発まで、実務ベースの実習を行っている。入社後のYさんの働きぶりにはとても感心しているとのこと。

実習体験者

フリーター状態になってしまった理由は?
アパレル系の専門学校に通っていたので、ショップ店員やメーカー社員など、卒業後の進路もわりと限られていたんです。そんな華やかな業種だからこそ、就職となると競争倍率も高くて…就職活動はしていたんですが、結局卒業時にも就職先が決まらず。そのままフリーターとして働くことになりました。
一時は派遣社員としてショップスタッフの仕事をしていたんですが、契期満了とともにいわゆる派遣切りにあって…これからどうしようかと考えながら、ぼんやり26歳の夏を過ごしていました。
フリーター時代に不安だったことは何ですか?
フリーター生活が長かったんですが、やっぱり収入面が1番の不安でしたね。極端な話ですが、「明日食べるごはんがない!」というピンチを迎える場面も多々あって。ちょっと体調を崩したときに、病院に行くのをためらってしまうほど、経済的には困っていました。
あと、この年齢になっても実家からの仕送りが断れない状況だったのも不甲斐なくて…友だちにも相談しづらい内容だったので、しばらくひとりで悩んでいましたね。そんなとき、この事業の存在を知りました。
実習に行ってみてどうでしたか?
実習では今まで考えたことがなかったIT系、さらにプログラマーという専門職の門を叩くことに。毎日発見の連続で楽しかったんですが、その反面、会社員として働くことに対して不安を覚えていました。そんなときに、事務局の方にいろいろと相談したら、ふっと心が軽くなりましたね。
また、『キャリア習得奨励金』のおかげで実習にも集中できました。やっぱり経済的な不安は絶えませんから。サポートがあるだけで、モチベーションも変わってきますもんね。
本音のメッセージ
業務内容だけじゃなく、この人たちと一緒に働きたいと思ったのも、入社を希望した理由のひとつ。実習中に歓迎会を開いてくれるなど、アットホームな社風が私にはぴったり合ったんですよね。
30歳を目前に「自分はどうしたらいいんだろう?」と悩むこともあるでしょうけど、思い切って踏み出すことでゴールが見つかるかもしれません。だから、「今はフリーターだし…」とか、「ニートで経験もないからでどうせダメなんじゃ…」とか、自分で決めつけずに、まずは気軽にチャレンジしてみてくださいね。自分で稼いだお金で食べるごはんは格別ですよ!

企業担当者

この事業に参加し、採用を決定してみてどうでしたか?
私たちの会社はまもなく創業30周年。以前から業界未経験者やプログラミング未経験者も、積極的に採用活動を行ってきました。プログラマーは一見難しそうな職種ですが、基礎を覚えてしまえば簡単。実習でもいろはの「い」から教え、苦手意識をなくすようなカリキュラムを組んでいます。
Yさんを採用するときも、実習を経て一定の知識を持ってスタートラインに立てていたのでこちらとしても安心でした。その後の仕事もスムーズに入っていけたと感じています。
この事業の魅力は何でしたか?
ずばり実習ですね。実際に会って、その人らしさを側で感じられる期間があるのは、双方にとって魅力的なのではないでしょうか。最初は不安そうだった方も、実習を経て顔つきが変わってきたりすると、私たちもうれしくなりますね。
職業柄、黙々と作業する職種に思われがちですか、コミュニケーション力も重要。実習中から食事に誘ったりと、人と関わることの難しさや楽しさを体験してもらえるようサポートしていました。
本音のメッセージ
どんな仕事も経験を積んでいけば、着実に成長できるもの。プログラマーの場合は、システムエンジニア、コンサルタントへと役職も仕事の幅も変わっていきます。うちの場合は、将来的なヴィジョンが明確だから、やりがいを見つけやすいという声もありますね。
また、こんな時代だからこそ、手に職をもつメリットは大きいはず。きちんと熱心に教える環境は準備します。今は未経験のニート状態でも、無職でも、フリーターでも、恐れず、積極的にチャレンジしてみてください。
-担当者よりひと言-
未経験からのチャレンジでしたので、企業内実習にとどまらず、学んだことを吸収しようと、自発的に勉強したYさん。「自分の人生なので、せっかくだから改善できることは取り組みたい」と相談を受け、今後の生き方や働き方を一緒に考えました。その中で、ワーク・ライフ・バランスの話になり、休むことの大切さを伝えたところ、仕事とプライベートの時間管理を意識するようになったと話してくれ、着実に成長していることを感じました。フリーター女子にとどめておくのはもったいないと感じていましたので、就職が叶い本当によかったです。社風や人柄に惚れて応募を決意したのは、Yさんらしい選択だと思います。ますます自分らしく輝く道を切り開いて、活躍し続けてほしいですね。