ニート・フリーター、無職からの正社員体験者 REAL VOICE 体験者のインタビュー

陽のあたる生活へのターニングポイント
実習体験者 Kさん
実習体験者 Kさん (実習参加時 22歳) 高校卒業後、進学を予定していたが、経済的理由で断念せざるを得ない状況に。しばらくは夜勤のアルバイトで生計を立てていたが、経済的にも余裕をつくれず、また生活面でも自由な時間が少ないなど苦しい状況が続く。
「このままでは20年、30年後の生活が描けない」と思い立ち、21歳のときにハローワークへ。
この事業を紹介され、現在の企業にめぐり合い、正社員として就職。
企業担当者 長谷川さん
企業担当者 長谷川さん システム開発を中心に、保守・運用、スマートフォンアプリ開発等を行う企業。
未経験の若い人材を採用して育てたいという方針から、若者正社員チャレンジには事業開始当初から参加。100名超の社員のうち、60名超が当事業の出身者。実習では「企業も適性を見極められ、求職者のほうも本当に自分のやりたい仕事かどうか判断できる。双方にとってメリットがある」と話す。

実習体験者

就職が遅れた理由は?
高校卒業後は、コンビニや漫画喫茶の夜勤のアルバイトで生計を立てていました。本当は大学進学を想定していたのですが、経済的理由でできなくなってしまって、ああ、どうしよう、と。
路頭に迷ったわけではありませんが、将来のことは何も考えられない状態でしたね。こんな生活を長くは続けたくないとは思っていましたが、21歳のときに「10年、20年後を考えたら、今のままではちょっと難しいな」と思い立ち、ハローワークに行きました。そこで若者正社員チャレンジ事業を紹介されたんです。
未経験のIT企業を志したのは?
ITって、自分の中では「コツコツやり続ける」というイメージがあったので、性格的には向いているだろうと。それなら続けやすいと思ったのです。
ただ、やっぱりハードルはあって、最初に実習に行った企業では前提となる知識が追いつかなくて挫折してしまいました。
2社目の実習では、プログラミングについて本当にゼロから教えていただいて、わからないところを質問すれば丁寧に教えてくれるので、自分がレベルアップできる環境だと思って魅力を感じました。 それが、今働いている会社です。
当事業の担当者からはどんなサポートがありましたか?
高校を卒業してから、一度も面接というものを経験していなかったので、面接の際にはどんな質問をしたらいいのか、どんなことを考えて答えたらいいのか、ということをいろいろ教えていただきました。とても勉強になりましたし、参考になりました。
あとは、メンタル面。自分は面接の時に緊張してしまう性格なので、「あまり気にしなくて大丈夫」「気張らずに楽にいこうよ」などと言っていただいたことが、精神面で大きな支えになったと思います。
仕事を始めて学んだことは?
今は、スマートフォンアプリの開発を担当しています。実習で経験したといっても、まわりの人に比べたらやっぱり知識が不足しています。質問するときには、こちらが「何を知りたいのか」を理解してもらえるように、5W1Hを意識したわかりやすい質問をすることを心がけています。
正社員になって変わったことは?
ずっと夜勤生活だったので、陽にあたる生活ってこんなにいいものなんだって改めて思いました(笑)。世の中には、就職しないでバイト生活をずるずる続けている人もいて、自分も一歩間違えばそうなりかけていたので、この事業に応募したことがターニングポイントとしてすごくよかったと思います。
本音のメッセージ
未経験の世界に飛び込むとなると、覚えなければいけないこと、やっていかなきゃいけないことがたくさんあって、うまく気持ちを切り替えないと、続けるのがしんどいと思う時が必ずあると思います。
正社員になりたい!と思うなら、そこは覚悟をもって、ここが自分のターニングポイントだと言い聞かせて、ぜひやってみるといいと思います。

企業担当者

なぜこの事業に参加を?
弊社では、未経験の20代の社員を多く採用したいという意向があり、この事業に参加しています。一番のメリットは、入社してからのミスマッチを防ぐことができるということ。
ITという業種は実は意外と幅が広くて、コードを書くプログラマーやホームページをつくるデザイナーなどさまざまな仕事があります。とくに未経験ですと、求人票を見ただけでは判断が難しく、入社してから本人のやりたい仕事ができなくて退社してしまうケースも多々あります。
この事業では、実習期間中にお互いをしっかり見極めることができるのが大きなメリットだと思います。
フリーターやブランクのある方を受け入れるメリットは?
一度挫折を経験して乗り越えてきた人は、精神面でも強いはずだ、というのが弊社の基本的な考えです。
ですから、学歴が中卒でも29歳までフリーターでも、まったく気にしません。むしろ、Kさんもそうですが、やらざるをえないところまで追い込まれてきている人は、入社してからとても〝やる気のある〟人が多いですね。
Kさんの評価、期待することは?
実習当初から、食らいついていくタイプでした。わからないところをそのままにせずに、「なんでそうなるんですか?」と質問する。質問してわからなければ、さらに質問する。社員に対しても身構えることなく、ほどよい距離感でコミュニケーションがとれたので、実習中もいい印象でした。今も、わからないことがあってもめげない、くさらない、食らいつく。メンタルの強さがありますね。
今後、2〜3年もすると今度はKさん自身が後輩を育てる立場になると思います。その時には、つらい時期を経てきた自分自身の経験を生かして、後輩たちをしっかりフォローしてくれると期待しています。
本音のメッセージ
実習中、採用側は基本的なところを見ているものです。
挨拶ができる、「ありがとうございます」と言える、ちゃんとした服装をしている、そんなことで、この人はうちで働けるかなとまず判断します。だから、相手からどう見られているかをちょっと意識すると、実習中もよい評価につながると思います。
もうひとつ大切なことは、素直であること。私たちとしても、実習中の短い期間にプログラミングをすべて理解できるようになるとは思っていません。まずはプログラムとはどんなものなのか、自分にプログラマーは合っているのか体験してほしいのです。だから、わからなかったり間違ったりするのは当たり前。それをごまかして先に進めるよりも、間違えてしまいました、わからないですと素直に伝えてくれる方がいいなと思います。
素直じゃない方を見ると、ちょっともったいないなと思ってしまいます。

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